本読みの勧めー上巻

 本格的な梅雨のシーズン。皆様方はいかがお過ごしでしょうか?

 うちの家系は祖父・父と無類の歴史好きで、小さいころから歴史に関係する場所によく連れていかれました。

 その影響からか、妹は歴史関係のライターをしており、自分も小学校のころから「社会」が一番得意であったように記憶しています。

 自分の場合は歴史というよりも社会全般、特に地図を見ることや統計学的なことに興味を持っていたようで、思い返せば「地理」が一番好きだったような気がします。

 今と違って遊びといえば外で遊ぶか、テレビを見るか。

 テレビは制限されていたので、すぐ隣のの祖父の家に行ってテレビを見るということも頻繁にありました。

 祖父は歴史関係の書物や雑誌を多く所持していたので、何となくそれらをパラパラとめくってみたり、祖父の話を聞いたりして歴史に興味を持つ土壌は知らず知らずのうちに育っていたのかもしれません。

 小学校の4年生ぐらいから「城」に興味を持ち始めました。祖父の家で育んだ土壌に加えて、そのころから父に本を与えられたと記憶しています。


 だいたいが伝記もので、週に1冊ぐらいは読んでいたでしょうか。近所のつぶれそうな小さな本屋によく通っていたことを覚えています。

 下巻に続く

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