[聞いて][真似して][しゃべる]言語習得の”当たり前”

どうも。ちょっとブログ書くの久しぶりになってしまいました。

今回は、大学入学共通テストの英語について思うことをだらだらと。あ、今回も長いっすよ。
以下、ご確認ください。センター試験と大学入学共通テストの大問構成の比較です。

【センター試験】
Ⅰ.発音・アクセント
Ⅱ.文法・語法 / 文整序 / 空欄補充など
Ⅲ.不要文選択、会話空欄補充など
Ⅳ.長文(資料や図、データの読み取り)
Ⅴ.長文(物語など)
Ⅵ.長文(評論文など)

【大学入学共通テスト】
Ⅰ.長文(資料や図、データの読み取り)
Ⅱ.長文(資料や図、データの読み取り)
Ⅲ.長文(資料や図、データの読み取り)
Ⅳ.長文(資料や図、データの読み取り)
Ⅴ.長文(資料や図、データの読み取り)
Ⅵ.長文(資料や図、データの読み取り)

で、なんで、こんな偏った出題にしたか。
それは、「英検とかTOEICとかの成績を大学に提供することで、それらをふまえて英語の能力を総合的に判定するので、
こと共通テストにおいては情報処理能力を計り、そのたの試験でほかの能力を計ろう」という意図があったみたいですね。

そして!
その「英検とかTOEICとかの成績を大学に提供する」のは、「やっぱやーめた」なんですよ。
理由? 「めんどいから」 以上。

うん。まあいいんですよ。「やっぱやーめた」自体は。
だって、それらの試験を受けるのにも金はかかるわけですし。

でね? じゃあ、なにが問題か。
このブログの読者の皆様は聡明でしょうから、お気づきでしょう。

そうです。「やっぱやーめた」のにも関わらず、
「出題の構成は変えません!」とのことで、実際に変わらなかったんですよ。
すげえでしょ?www THE☆理不尽
理由? 「めんどいから」 以上。
そうして、「発音・アクセント」の出題はキレイさっぱりなくなりましたとさ。ちゃんちゃん。

仮にも人の学力を計ろうとする側が、論理の筋すら通さないのですね。
きっと国語や数学の苦手な人たちが多いのでしょう。かわいそうに。
こいつらこそ、もっかい中学校から出直してくればいいのに。
あ、間違えた。母の腹から出直してくればいいのに。

さて、「発音・アクセント」の出題を消滅させるという、忌まわしき暴挙! 極大消滅呪文メドローア!
あのね? 英語って「言語」ですよね?
ま! ず!
「音」なんですよ。スーパーウルトラデラックスハイパー当たり前の話です。
「聞く→しゃべる」よりも先に「本や鉛筆を持つ」赤ちゃんに出会ったことのある人は
いますぐ名乗り出なさいwww
そんなやつおらへんやろ チッチキチー

出題されないからといって,発音やアクセントはわからなくてよいのでしょうか?
そんなわけないやんwwww
「音」で聴いて,「音」で伝えて、理解するということ。
根本的に大切な「音」をおろそかにして,言語の学習は成立しないのです! 
カウカウが踊り出すくらいに当たり前です。

今時の電子辞書や英語学習アプリは英単語の音声再生機能がたいがい、ついていますよね。
電子辞書やアプリなんてけしからんとかほざいている紙の辞書教に入信している方々は、
どうぞそのままその硬い枕と眠っておいてくださいm(__)m

塾生諸君もスマホに”ことまな”をインストールしてますよね?
実際に音が聞けるわけですから,もっと音をしっかりと覚えましょう。
で、それでおわりじゃないよ!
それを「真似して発音する」をしてください。
脳の仕組みの問題です。「自分が発音できない音は聞き取れない」

そして発音できるようになったら、次は、”発音しながら書く”
ただ黙って何百回も書くよりも、たった3回程度、発音しながら書く(とさらに同時に頭の中では使い方を思い浮かべる)
さすれば、英単語の暗記ごとき、さほど苦手意識をもつものじゃなくなるよ。
「音」と「意味」と「文字」を同時に覚える練習方法なのだから。
英語が苦手だというのは、要するに、この三つが繋がってないのですよ。
これらが三位一体になったとき、人は、それを、「言語習得」と呼ぶのです。
小学生のころの漢字ドリルも、声に出しながら意味を思い浮かべながら書き取りに励んだ子たちは、やっぱり漢字テストで好成績でしょう。
それなのに、「ただ黙って何百回も書く」の類の宿題を出す、学校のアホ丸出しの英語教員は今すぐ退場なさい。迷惑きわまりないwww
じ・か・ん・の・む・だ!

さて、聡明な学齢期の生徒諸君、および、その保護者様がた、

言語は「音」から!
そのスーパー当たり前の真実に気づかない、いや、気づいているのに気づかないフリして、
それに逆行する言動をとるおバカさんたちに振り回されないように。
正しくお勉強しましょう。

以上です。

タイトルとURLをコピーしました