やはりなんやかやいうても○○力!

ちらほら生徒たちから,「今までのどの先生よりも一番わかりやすい!」と言ってもらえているようである。
それもとくに国語の授業のことらしい。

まず、国語はとくに、学校と塾では授業のクオリティが違いすぎる。
学校の授業はあらかじめ生徒が持っている教科書の文章を題材にしている。
定期考査もその文章が出てくる。つまり、学校の授業は、何度も読んだことのある文章を使って授業をし、
その授業をした先生がテスト問題を作るため、ようは、学校の先生のやりたい放題の自由wwwな解釈が横行しているのである。
論理的に正しいかどうかよりも学校の先生の話を、「素直に」聞いていたかどうかが試されるのだ。
ほら、学校の先生って、好きでしょ。「素直な子」が… 
たとえ、それが論理的には疑わしい解釈であっても、学校の先生の言うことはすべて正しいのだw

一方,塾では入試を意識しているので,初見問題でいかに答を探すかを指導する。全くアプローチが違っている。
そして,入試問題の答を説明する方が明快なのだ。
テストである以上、当然なのだが、答は「ひとつに決まる」ように問題が作られているからである。
(ただし、学校のそれはその限りではない。不思議なことに。)
あと、問題集や模試などの解説文は生徒に寄り添っていないことが多い。
納得できる根拠がきちんと書かれていない,はたまた解説文そのものが難解で読解できないw場合が多い。
わたしの授業は,そういう意味では納得感があるので「わかりやすい」と感じるのだろう。

ところが,答の探し方を聞いて「納得」しても,それが自分で探す力にならないといけない。
納得した時点では,実はその文章は既読文であって,自分で探さないといけないのは
「初見の文章」を「時間内」に「自分ひとり」で という三重のハードルがあるのだ。
初見文を題材にした問題を時間内に解くための答の見つけ方をこの間も中3生に講義した。
シンプルな話だが,設問で扱われているキーワードを探すというやり方。
問題文を全部読んで,そこから答を探すのは時間がかかる。
設問の度に全部読んだりしていたら、dede~n アウト!
そこで,設問を解く根拠にできる「単語」を問題文全体から探して,
その付近から答を探すと圧倒的に速く見つけられる。
本当は,問題文全体でなくとも傍線部の前後だけで済むことが多い。
そういうのは練習しているうちにできるようになる。
国語って,勉強の仕方がわからないとよく聞くが,実はちゃんと訓練すれば一番点数が伸びる科目なのだ。

ただし,そういう訓練の前提になるのが,やはりなんやかやいうても語彙力!
こればっかりは「実力」がそのまま反映されてしまう。
設問を解く根拠にできる「単語」自体そのものを語彙力がなければ見当をつけられない。

なにかにつけて、すぐ「ヤバイ! ヤバイ!」を連呼しているばかりの、そこのアナタ!
ちょっと一週間、「ヤバイ」禁止を自分に課してみ?
あと、今の子、知ってるかな? 「マジカルバナナ」(^^♪
保護者の方に「何が言いたいの?」と言われまくっているそこのアナタ!
いますぐ「マジカルバナナ」をググって、家族と遊びましょう!!
(保護者の方々、懐かしみながら、付き合ってあげてくださいm(__)m)

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