寒さが3月まで続いた厳しい冬が終わり、待ち望んだ春になりました。
春は、新しい始まりの季節です。
今までの自分を脱ぎ捨てて新しく進化が始まります。
公立高校の入試が終わり、今年の入試シーズンが完全に終了しました。
今年度の入試倍率は、
倍率の高い高校(1,3倍以上、1.4倍以上)と定員割れする学校に二分化され、公立に行かないで私立志向が顕著になりました。
あなたは、お子さんに
公立高校に行って欲しいですか?
私立高校に行って欲しいですか?
私立公立を考えるよりも
今の実力よりも高めの学校を志望校に決めて、合格に向けて精進することが
大きな進化に繋がっていくと考えます。
偏差値の高い高校=倍率の高い高校になります。
倍率の高い学校は、内申点の比重が大きくなります。
大阪府の内申点は、中学1年の成績が20%、中学2年も20%、中学3年生は60%の比率で内申点が決まります。
中学1、2年生の比重が低く感じるかもしれませんが、倍率の高い高校(偏差値の高い高校)
に受かるには、1年で3を取ると合格は厳しくなります。
と言っても過ぎた日は変えられませんので、新中3生は、中2までの成績に関係なく、この1年間でどれだけの成績を上げ内申点を上げられるかにかかっています。
因みに、私立高校の内申点は中3の2学期までで決まります。
受験生は、中3になる前に決めておいてほしいのは、
行く学校(志望校)を決めておくことです。
何度も言いますが、行けそうな学校ではなく、行きたい学校を志望校に決めます。
志望校が決まると、成績はぐんぐん伸びます。
目標が決まるので、やるべきことが明確になるからです。
今年の3年生の成績を見ていくと
2年生の時と別人かと思う成績が並んでいます。
受験が終わった生徒は、ゆっくりでいいので
習慣化できた勉強のペースを途絶えさせないことが大事です。
すでにペースが乱れている生徒は、春休み中に立て直すことです。
塾に頼ってくださいね。
受験生は、
最初の2回の定期テスト(1学期の中間、期末テスト)が重要です。
(1学期に1度しか定期テストがない学校はその1度きりのテスト)が最重要です。
1学期の成績(内申点)が卒業の時の内申点と大きく変わらないからです。
(2学期以降の成績は、トータルの成績で決まります、1学期は中間・期末・第一回実力テスト・2学期は1学期の中間・期末・実力テストプラス2学期の中間・期末・実力テストの合算)
一番成績上げやすいのが一学期です。是非、「変わってください」
しかし、今年度のように偏差値60以上の高校の倍率が上がり、年々難度があがってしまうと、やはり中3の時だけ頑張っても、志望校に届かないという現象が起こります。
何を申したいかというと、中1から成績上位に入っておくことが、最善だということです。
それでは、中1の時点で上位に入るにはどうすればいいのか?
塾で毎日勉強すればいいのでしょうか。
通信教育でしょうか。
公文やそろばんでしょうか。
効果があると思いますが、もっと「元」に本質があります。
「勉強のやり方」を知って、あるいはマスターして中学生になれるかどうかです。
たまに、「小1から英語を習わせていたのに、中学に入って英語が苦手なんです」というような声を聞くことがあります。
それは、英語を教えられていただけで、「勉強のやり方」を一切学ばなかったこと、身に付けなかったことに原因があります。
勉強のやり方は、一方的に教えられだけでは、100%身に付きません。自分で調べ、自分で考え、毎日繰り返し勉強した子が出来るように成ります。
特にこれからの時代は、自分でどう考えるかが問われます。
次に大切なのは、「継続」です。
中3で急に伸びた生徒は、毎日「自分の課題と向き合い、できるまでやり通した」生徒です。
継続してやり通すことこそが、将来の人生にも大きくかかわります。
できないをできるに替えられた生徒こそが将来のリーダーにふさわしい人材です。
新学年から、新しい自分を作っていくことの関われる1年が始まります。
お子さんの成長を進化を楽しみにしていてくださいね!