◇リフレーミングとは、「ものを見る視点を変える」、「考える枠組みを変える」というNLP(コーチングの理論の一つ)のスキルです。
以下の言い換えを例のようにやってみてください。
(例)臆病 → 慎重
1.落ち着きがない →
2.消極的 →
3.頑固 →
4.根暗 →
5.優柔不断 →
◇この5つの言い換えは、ほんの一例ですが、
①「落ち着きがない」というマイナスの表現をプラスに言ってみると、「活発」とか「活動的」ということになります。
こういうマイナスの枠組みをプラスの枠組みに転換することをリフレーミングと言います。
このスキルを生徒対応・保護者対応の時に、自由に使いこなせれば、私たちは、生徒・保護者とラポールが形成しやすくなるのです。
◇生徒が相談にきて、生徒が自分のことを悪く思っている時(何て自分ってダメなんだろう!)や
袋小路にはまっている時にリフレーミングを使って、勇気づけます。
そうすれば、生徒も違った見方を自分にして、元気になります。
◇例えば、生徒が、自分は頑固でしょうがいない人間なんだと思っているのを、
「いや君は信念がある人間なんだよ。だから、いろいろと悩むんだよ。」と伝えてあげるのです。
◇生徒が何を求めているのか、その本当のところに心を使うことです。
生徒は、悩んでいる時、生徒自身の存在承認を求めているのです。
その承認をする一つのスキルが、リフレーミングなのです。
袋小路にハマった生徒の心を晴れやかにしてあげてください。
そのために、生徒とは違った視点を提供してあげること。
これが私たちにとって大切な使命なのです。
そして、皆さんも袋小路にはまってしまったら、
ぜひ、リフレーミングを思い出して、使ってみてください。