今年度の入試倍率は過去10年間で最高倍率の高校が多く、狭き門になりました。
人気のある高校の倍率が益々高くなり、一方定員割れの高校も増えているという傾向が見えました。
倍率が高くなると、内申点の比重が大きくなります。
実力があっても
入試間際に、実力が上がっても、内申点が低いと受験する学校を下げざる負えなくなります。
では内申点を上げるには、どうすればいいか?
具体的に言いますと、通知表で3の教科を4に上げる、
4の教科を5に上げるにはどうすればいいかをお話しします。
通知表の成績を一番上げやすいのは、1学期です。新しい学年になると前学年の成績が一旦リセットされます。
どういうことかと言いますと、内申点は1年の総合得点で決まります。
3学期に良い成績を取っていたとしても1学期2学期がよくなければ、
4や5は付かないことになります。
言い換えますと1学期に4や5を取っておくことが、
良い内申点を取る秘訣であり人気校や難関校を受験する条件になります。
ということで、春休みからの努力が、1年先を決めるということです。
しかも、一番成績上げやすいのが一学期です。
それでは、春休みにどういう勉強をしたら良いのか?
それは予習です。
特に前学年の成績が良くなかったお子さんには、予習(学校の先取り)が必須です。
なぜなら、人は新しいことや知らないことを学ぶとやる気が出るからです。
保護者の方が会社で、「君に新しいプロジェクトを任せるよ」と言われるのと
「今までの仕事をもっと頑張ってくれ」と言われるのと同じです。
では、何をどれくらい予習すればいいのか?
を次回お話しさせていただきます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。