こんにちは、梅田です。
夜の大阪からお届けします。
公立高校の入試まで半月となりました。
この時期になると、
受験勉強の総仕上げにかかれる人と
「今さらあがいてもな!」という人に分かれます。
確かに‘今さらあがいても‘
大きくは変わらないのかもしれません。
しかし、高校に入って以降の人生を考えたらどうでしょうか?
10年前東日本大震災の年のことです。
塾の生徒が集まらなくて塾を続けられないかもと
毎日毎日そんなことばかり
最悪な状況ばかり考えていました。
忘れもしない3月11日
1本の電話があり
取引銀行にお願いしていた融資の断りの知らせでした。
津波の画像を画面越しに眺めながら
自分も何かに飲み込まれそうだなと
本当に思っていました。
今さらあがいてもな!
そう思いながらも
何とか最後のあがきで、
塾の白黒のプリンターでチラシを刷って
塾の授業が終わる23時からから
500枚配り終わるまで
明け方まで
ポスティングをしていました。
何度も何度も
今さらあがいてもな!
という思いと闘いながら。
チラシを見ましたと言って
電話をかけてもらえたのはゴールデンウイーク前でした。
ゴールデンウイーク中に5人の入会があり
ひょっとしたら続けられるかもと思えました。
それから10年です。
もし合格が厳しいと感じていたり
ダメかもと頭をよぎっている人こそ
この半月だけでも我武者羅にやって欲しいです。
受験結果に留まらず
大げさ化もしれないけど
今後の人生を左右する期間になるかもしれません。
もし、あの時
融資が通っていたら
楽な方法に逃げていたら
今の自分はありませんでした。
終わっていました。
最後までやり抜くことの尊さを
受験を通して経験してほしいと願います。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。