テストが返却されて、1週間たつか経たないかというところ多い時期です。たいていの人は、テストが返却直後はものすごく反省して、次はちゃんと準備しようと思うけれど、数日たつとそのことは忘れて、いつもの自分に戻ってしまいます。
でも、ここで少し落ち着いて考えましょう。テストは、勉強してきたことが身についているかどうか確かめる物差しだったのです。お父さんお母さんが𠮟るきっかけを作るものではないのです。身についていないところを✖という形で正直に伝えてくれているのです。君はダメだから、大人に叱られなさいというものではないのです。
もう一度言います。身についていないところを✖という形で正直に伝えてくれているのです。だったら、そこを修正したらいいだけなのです。言い方を変えると、わからないところがはっきりしてよかったねと考えたほうが前向きなのです。大人の健康診断の結果のようなものです。
ですから、テストが返却後は、二度と同じ問題で間違えないように、✖が身につくように考えたほうがよいのです。正しくテストの自己評価ができるようになることが大切なのです。
お父さん、お母さん、怒る前に一度わからないところがはっきりしてよかったねと言える親子関係を作ってみてはいかがですか?ちょっと面倒ですけど?
子どもたちは、認めたうえで叱られていると感じると思いますよ。