7月号のユニバ進学教室通信にも同じような内容で書きましたが、実力テスト直前に勉強しても意味がないと思って勉強しない人がかなりいるようです。それって本当なのでしょうか?前の日に覚えたことは絶対出題されないのでしょうか?
いやいや、そうではありません。実力テスト直前に勉強したことも出ることがあるはずです。ということは、少しでもやらないよりは、やったほうがましと考えてみませんか?
なぜ、実力テスト直前の勉強がしんどいか?それは範囲が広いからです。範囲が広い、すなわちどこが出るかわからない。なので、やっても意味がないとなるのではないでしょうか?
そこで、提案です。範囲が広くてやる気がわかないなら、それなりにやり方を工夫してはどうですか?
例えば、暗記範囲に絞って勉強する、数学の例題を解かずに、思い出しながら読み込むなどです。
ヒントは、広く浅くということです。国語の長文読解や、数学の証明問題をじっくり解きこんでいくという勉強は適当ではありません。時間がないのですから。さらに、得意な科目で得点計画を立て、合計得点を上げることに意識を集中することも大切です。苦手な科目に心を奪われてはいけません。
準備したことが、少しでも出題されたら、こう考えましょう。やったらできた。
やったらできるとやったらできたは大きく意味が違います。
やったらできたは、実際に行動した(勉強した)人だけに与えられるものです。それはきっと自信につながるはずです。
*注意してほしいこと
今日書いた内容は、勉強のきっかけを作るための方法であって、いつもこのやり方では実力は伸びていきません。毎日、コツコツとじっくり勉強して始めて、あるいは、夏休みなどを利用して、長い範囲の復習をすることが大切です。
最後に、やったらできたという素晴らしい体験をするためにも、近々ある、実力テストの準備勉強してみませんか?