まずはユニバ進学教室からの案内です。
2020年度から小学校の、2021年度から中学校の「新学習指導要領」が全面実施され、教育情勢は大きな変化を迎えています。身近なところでは、公立高校入試の難度の上昇、全国的に広がる公立中高一貫校などが挙げられます。入試問題や適性検査などを見ると、今までの単元のみの知識だけではなく、自ら考えたこと、感じたことを表現する力が求められています。この傾向は今後ますます顕著になることと考えられます。
このような現状を踏まえ、ユニバ進学教室では小学生(4年~6年)を対象に読書感想文を提出していただくこととしました。
読書をすることで、今までにない「発見」や「驚き」を体験し、また、感想文を書くことで、「自ら考える力」、「表現する力」を養っていくことを目的としております。そして何よりも「本を読む楽しさ」を生徒達には知ってもらいたいと考えております。
さて、私自身小学生の頃、読書感想文が苦手だったので、単に感想文を書いてくださいと言われただけではなかなか難しいということはよくわかります。それ以前に文章をどう書けばいいのかわかりませんでした。
とりあえず本は読んだけれど、何を書けばよいかわからない。頑張って書いてはみたものの、ほとんどあらすじの説明で終わるというのは小学生のあるあるです。
そもそも読書感想文の書き方を学校で習っていないという方も多いと思います。
ですが、読書感想文の書き方のポイントは3つ
①「どんな本を読んだか」という本の紹介
②「その本を読んでどんなことを感じたか」
③「本を読んでみて考えた自分の意見」の3つです。
さらに、「それは〇〇だからです」という理由や、「たとえば▢▢の部分では」という具体的な例を入れると書きやすいです。
また、本を読むときから書くべきポイントを意識して読み進めると、読み終わった後に
「何を書けばよいかわからない」という状況を避けることができます。
まだ書きなれていないので、苦手意識を覚える子どもも多いですが、コツと手順を知り何度も書いているうちにすらすらと書けるようになってくると思います。
まずは一度「読書感想文」書いてみましょう。