こんにちは、梅田です。
10月なのに汗ばむ大阪からお届けします。
「ミス」か?「基本の力不足」か?を知れば、
成績は簡単に上がる。
前回は、「ケアレスミス」のお話しをしましたが。
ケアレスミスが起こる原因を考えます。
ミスの原因は3点です。
A:問題の読み違いまたは、問題を最後まで読まない。
B:数字、文字が乱雑で自分でも読めない上に途中式を書かない。
C:そもそも、ミスではなく根本がわかっていない。
Aが原因のお子さんは、小学生の頃から、
「直ぐにできる」「30秒以内にできる」
問題しかやっていないお子さんに見受けられます。
もっと掘り下げると、「早くできたらいい」と指導されてきて
「丁寧に」や「深く」考える練習を積まなかったことが原因です。
Q:では、どんな練習をしていけば治るのでしょうか?
A:お子さんひとりの力では治らないでしょう、おそらく。
① 問題を吟味し、1分は考えないとできない問題
3分、5分、10分以上に分類します。
② 早く解くことを禁止します。
③ 1分考える問題を解かせます。(これは、さほど難しくありません)
④ ③ができたら、3分考える問題に移ります。(③で慣れていたら、考えらます)
途中で、投げ出しそうになったら、
どの部分を注意して読めばいいかと
わからなくても最低3分は考えるようにさせます。
⑤ ④が出来たら、5分の問題、10分の問題へ進化させていきます。
長くなりましたので、BとCの改善法は、次回お話しします。
今日も読んでいただきありがとうございました。