「テストの点数、悪かった」「下がってしまった」と心配な保護者の方へ
何故、成績が思うように伸びないかを考えていきますね。
成績が伸びないあるいは良くない原因は、2つの理由が考えられます。
昨日に続き、今日は2つ目の原因についてお話しします。
②できるまでやったか!
どの子供にも苦手な箇所があります。
お子さんに「何かわからないところがある?」と尋ねてみてください。
わからないといった範囲が広い子は次回も不安です。
例えば、試験勉強をしていてわかりにくい箇所があるかと聞いて
「方程式の食塩水の文章題が不安です」
と答える子は高得点を取ります。当然です、自分の苦手な箇所に自分自身で気づけているからです。
しかし、「理科が全然わかりません」
と答える子は、80点を超えることは絶対にありません。
どの単元がわからないのか?どの箇所が不安なのか?を考えることを放棄してしまっているからです。
定期テストで高得点を取るには
自分の苦手を発見し、わからない箇所は指導を仰ぎ、できるようにするだけです。
家庭で勉強していて「わかってないな」と感じられたら「塾で質問してきなさい」と背中を押してやってください。
11月の終わりには、中・高校生はもう一度、定期テストがあります。
良かったことは継続して、悪かったことは修正して
目標を決めて自己最高点を更新できるように
挑戦していきます。
最後に、保護者の皆様にお願いです。
勉強を頑張っているお子さんを評価してやってください。
「80点取れたら○○買ってあげる」は効果なしです、
そんなことより、
「テレビ見るのも我慢してよく頑張ったね。」
「この問題解けるようになったのはすごいね」
と結果だけではなく、経過をほめてあげてくださいね。