こんにちは、梅田です。
塾で子供たちの指導をしていると
「この子、次のテストで点数上がる」と確信できる瞬間があります。
塾に入りたての子は、塾にくることに
不安を持っています。
「こんにちは」と私が言うと
小さな声で「こんにちは」と挨拶を返します。
学校であったことや、部活のことを聞いても
長くは話してくれません。
おとなしく授業を受けて休憩時間はスマホを眺めるだけで
チャイムが鳴ると待っていたかのように
足早に帰っていきます。
しかし、しばらくたつと
「先生、聞いて・・・聞いて・・・、今日学校でなぁ・・・」
と自分の話を大きな声でする日が来ます。
話をする時は、本当に楽しそうに
学校での休憩時間の話や、休日に友達とカラオケで歌った歌の話をしてくれます。
授業では、最初のころは
「質問は?」と聞いても「ありません」だったのが、
「先生、学校の授業でやったこの問題がよくわからなかったから教えて?」
「このやり方でもできる?」
と授業の中心が私よ!となります。
「先生、聞いて、聞いて」という瞬間が「成績が上がると確信できる」瞬間で
最もうれしい瞬間です。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。