この春から石切教室では、たくさん高1生が継続してくれて、その中で、数学についての相談が多かったので、以前、書き起こしたものをもう一度出してみることにしました。
高校1年生が嫌いになりやすい数学Aの確率について書いてみます。
小学校では、起こり得る場合を落ちや重なりが無いように調べること(並べ方や組み合わせ方)について学びます。
中学校では、確率の意味・同様に確からしいことの意味・確立を求める手順・起こりうる場合を、表や樹形図を利用して全部あげ、確率を求めること・ある事柄の起こらない確率などを学びます。
高校では、順列・組合せ・確率の基本性質・独立な試行の確率・反復志向の確率・条件付き確率などを学びます。
このように数学では、小・中・高の内容が密接につながっています。
特に確率の範囲は、中2の確率がわからないまま、高1の順列組合せに入ってしまって数学Aがダメになりひいては、高校入学と同時に数学嫌いになる人が多いようです。
学校現場では、小・中・高のつながりが分断されていて、高校の先生方は、小中の生徒の理解の状況をご存じない方が多いように見受けられます。
塾現場では、小・中・高を継続して指導することが多いので、高校数学をイメージしながら中学・小学生を指導しています。
以上のようなことを気にかけながら、この夏石切教室では、数学アレルギーをなくそう!
をテーマに頑張っていきます。
卒業生を始め、高1の皆さん。この夏しっかり復習して、一緒に数学嫌いから脱出してみませんか?