新学期通常授業が始まって、はや2週間がすぎましたね。
4/29(金)~5/5(木)はまるっこ7日間、塾は休校です。
塾生のみなさん、この一週間は、
配布したGw特別課題にしっかり取り組んでくださいね。
さて、表題について。
枚挙にいとまがないとはこのことですが…
今回はひとつ例にとってお話します。
私自身が中学生だったころから、ほんっと変わらない学校英語…
世間では、覚えるべき単語数が増えただの、どうでもいいことでバカ騒ぎしていますが…
そんなことは枝葉末節。本質とはなんら関係ないのですよ。
つめこみ?ゆとり? んなふわっふわしたこと喧々諤々しているヒマがあるなら
指導すべきことの内容の精査に時間を割きなさい。
さて、指摘したいことは山ほどありますが
この場では一つだけにしときます。
保護者のかたがたも、きっと、こう習った覚えがあるのではないですか?
「名詞の単数形の前に着けるaは、その名詞の発音が母音から始まるときanとする」
これね…
逆なんですよ。
あのですね。単数形の前につけるのだから、それは「1」であることを表すということですね。
「1」は英語で「one」です。
「an」と「a」どっちのほうが「1」の発音に近いですか?
当たり前だけど、「英語」は人間の「言葉」です。記号ではありません。
ですので、言葉の規則というのは総じて「話しやすいかどうか」で決まるのです。当然なんです。
日本語のルールとしても例えば、「泳ぐ」を過去の意味にしたければ「泳ぎだ」ではなく「泳いだ」になりますね。
なぜ、「ぐ」なのに「ぎ」ではなく「い」になるか。「そのほうが話しやすいから」に決まっているでしょう。
「走る」も同様に「走りた」ではなく「走った」になりますね?
はじめっからそういうルールで言葉を作った人なんか存在しません。
話しやすいように話してたら、そういう規則性が生まれてきただけです。それを体系的にまとめたのが「文法」です。
こと「文法」という用語を使うと、脊髄反射で強烈な拒絶反応を示す残念な方々もとくにこの国には多いですが…
ルールが先にあってそれを学んでから話しはじめるのではありません。
話しやすいように話していたら自然とそうなってきた決まりを整理しただけです。
つまり、「話せる英語」を学ぶのと「書ける英語」を学ぶのと
まるで両者にとても大きな乖離があるかのように、前者を学ぶべきだ~ と喚いている方々は……
この先は言うのはやめておきましょうか。
さて、閑話休題。
つまり、もともと、一冊の本のことを、one book と言っていたのですよ。ふつうに。あたりまえすぎる。
でですね。日本語でも「わたし」のことを「あたし」と言う人、いますね?
「watashi」→「atashi」 はい。wの音が抜けましたね。
「WAN」→「AN」 はい。wの音が抜けましたね。
と、いうことで an book と言うようになりました。
さてどうでしょう。これ、声に出してみてください。
そうですね。発音しにくいです。発音しにくいから、どうなるでしょう。
と、いうことで、a book となりました。
発音しやすいように文字(音)が抜け落ちるなんてのはよくあることですよ。
話しているうちに、自然にそうなるから。
急いで喋っていると「~するのです」を「~するんです」って言ったり
「すみません」のこと「すいません」って言ったり、日本人もみんなしてるじゃないですか。
ほいで! うしろが、じゃあ、たとえばappleなら、
この場合は、どっちが言いやすいですか?
nがのこっていたほうが後ろの母音と繋がってむしろ発音しやすいですね。
だから、後ろに母音が続くときは「nが残る」んです。
そうです。「nがつく」ではありません。「nが残る」のです。
「aは後ろが母音のときanになる」は大間違い!!
「anは後ろが子音のときaになる」が正解です。
おっそろしいことに、ン十年前からあいもかわらず学校教員も
なんと教科書,参考書にいたるまで前者の説明のオンパレード。
どうでもいいことにバカ騒ぎしてないで、こういうところを
有識者(笑)たちには議論(笑)していってもらいたいですね。
ねえ? 識見を有する者(笑)を名乗るのだったらね♪
さて、うちは「塾」ですから。
当たり前のことを当たり前に生徒たちに伝えています。
当たり前のことを当たり前に子どもたちに伝えていける、
希少価値の高いサービスをこれからも提供してまいりますので
塾生保護者の方々はよろしくお願いしますm(__)m
今、塾を探していて、このブログにたどり着いている保護者のみなさまにあたりましては
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お待ちしていますm(__)m