受験を控えた中3生は、冬休み前後に急に真剣なモードになって、成績がグッと上がってきます。
この調子で上がってくると、ワンランク上の高校に挑戦できるかも!!
と普通はなるのですが、大阪府はそうではありません。
中3の夏以降に頑張り出すような人ほど、「内申点」が思うように伸びず、
思い通りの受験校選択ができない傾向にあるのです。
誰だって、中1、中2の間は、受験はまだまだ先と思って生活しています。
当然、中3になったらガンバロウと思っています。
でも、中にはそうじゃなくて、中1、中2からコツコツやっている人もいます。
そういう人を評価する仕組みが内申点であり、
全国の学力調査でも大阪府は最低レベルなものですから、
中1からコツコツやってよ!というメッセージで、
中1から内申点をつけるという入試制度に改革されたわけです。
これらのことから、みなさんにご理解いただきたいのは、
・内申点をちゃんと獲らないと、受験生になってからの努力も報われない
・中1のノリでは、内申点は獲れない側の人になってしまう
・でも周りにも、中1のノリのままの人は多いはず
・だからこそ、ちゃんとここで、内申点を獲れる側の人になりましょうよ、
ということです。
毎回の定期テストが、受験と同等の意味を持つと思ってください。