学力診断テスト

 春休みの終わりに実施した学力診断テストが返ってきました。


 豊中校の中3の偏差値でみてみますと、英語と社会の上昇が目につきます。暗記科目で、すぐに結果に表れやすい社会に比べて、同じ暗記中心の科目の英語は、国語力も必要なところがあって、すぐに上げるのは難しい科目とされています。

 前回と今回の豊中校中3の平均偏差値は、英語が48.1→52.7と4.6の上昇でした。ほかの科目も上がってはいますが、社会を除けば1~2点の上昇にとどまっています。


 英語に関しては、英検の影響が考えられます。


 豊中校の中3には、ほぼ全員に英検を受検することを要求しています。そのため3級(中学卒業程度)や準2級(高校初級程度)の英単語を毎日少しずつ覚えていくという習慣のようなものが付きつつあります。

 また、英検の対策で過去問を何度も繰り返しやったり、練習問題をすることによって、徐々に英語絵の恐怖心が薄れてきているように感じます。


 「私英語が苦手で、全然できない」と1年前に行っていた生徒が今は5科目の中で一番高い点を取ってきています。
 
 でも、まだ本人には苦手意識があるらしく、積極的には英語に向き合いません。英語がめちゃくちゃできるというほどではありませんが、十分に受験では武器として使えるようになってきているので、英語が得意だという意識で向き合ってくれたら、もっと成績は上昇すると思います。

 楽しみが増えてきました。

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