勉強すれば視野が広がります。
例えば、「コップに半分入ったお茶」を見て、「半分も」か「半分しか」か、どのように感じるかは、その人の立場や思想、文脈によりますね。こういった背景を想定する力も国語力の一環です。
半分って何グラム? と疑問を持てば算数が始まりますし、放っておいたら、量や質に変化があるのか? と仮説を立ててみると、理科の勉強が始まりますね。また、このお茶の原産地は静岡かな? と思いを馳せられると社会の勉強が始まるのです。
考えてみれば、自転車が走るのに、本当に必要な道路の幅は、ほんの数センチです。しかし、そんな道路は危険ですし、不安で走れません。よそ見もできないし、寄り道もできない。勉 強というのは道路を広げるのと一緒なのです。そして、寄り道こそ、人生の最大の楽しみではありませんか。こんなもんは将来の役に立たないと思うかもしれない。確かにそうかもしれない。できなくても生きてはいけるかもしれない。それでも、できる方が、より楽しく生きられることは間違いありません。
「常に生産性のある日々を」
私の好きな言葉です。
ぜひ、ユニバ進学教室で共に学びましょう