テスト前の学校課題は、ほぼすべての生徒が嫌うようです。課題にまつわる話として、①課題を出さない、出したとしても雑であるなどの理由で成績を下げられた。②直前までためて過ぎて、徹夜で仕上げた。③課題の問題集の解答をなくして、提出できなかった。④テスト後、出題された問題とよく似た問題がテストに出ていた。
以上のような話をいやな話をよく聞きます。今日ここで注目してみたいのは、④の課題からよく似た問題が出たという点です。
なぜ、テスト前に課題が出るか?それは学校の先生たちが、習ったことを復習できるように配慮して出しているからです。加えて、テスト問題を作るのは塾の先生ではなく、学校の先生です。課題から類似問題が出るのは当然です。
ですから、答えを写したり、ただ提出しさえすればいいという感覚で、過ごしている人や、自分の判断だけでテスト前に勉強している人の点数が上がるはずがありません。
テスト前の勉強に一番大切なのは、課題です。まず、原点に戻って提出物、課題からしっかり始めましょう。テスト前何を勉強していいかわからないとはもう言わないでください。
塾の先生がこんなこと言うのも変ですが、塾のプリントも大切ですが、なんどもいいます。テストを作るのは、学校の先生です。その出題のもととなるのは、学校の課題です。そのつもりで、次のテストに向かいましょう。