中学生の進路相談の時期になりました。
そこで、今日は2017年の大阪府の公立校の受験結果について
お話しします。
今年度の入試の平均点です。
国語A 68,9点 国語B 66,0点 国語C 61,9点
数学A 51,9点 数学B 32,4点 数学C 28,6点
英語A 41,6点 英語B 48,1点 英語C 58,9点
理科(共通)43,7点
社会(共通)58,5点
国語・数学・英語は難易度の易しい順からA、B、Cとなっていて、理科社会は難易度を区別していません。
どういうことかといいますと
国語、数学、英語は高校がどの問題を選択するかを決められるということです。
偏差値の高い高校、例えば北野や茨木、天王寺、大手前、高津、四条畷、豊中、池田、八尾、夕陽丘、寝屋川などは、3教科ともC問題でした。(来年度から変更の高校もあります)
ほとんどの高校は、B問題を選択します。
専門学科(工科高校など)の高校がA問題を選択しています。
注意すべきは
偏差値の高い高校ほど国語と数学の平均点が低いということです。
逆に、難易度が上がっても英語は、偏差値の高い高校ほど高得点になり、
理科社会も同様に偏差値の高い高校ほど高得点であると考えられます。
この結果をご覧になって、どこにポイントを置いて
志望校を決めればいいのか感じるところがありますね。
次回は、このポイントのお話をしていきます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。